解説記事

夜勤手当の計算方法を
わかりやすく解説

2026.07.12 更新 ・ 読了 約4

「夜勤手当」と一口に言っても、実は2つの別のお金が混ざっていることが多いです。

  1. 深夜割増賃金(法律で決まっているもの)
  2. 夜勤手当(会社が独自に決めている固定額)

この2つを分けて理解すると、自分の給与明細が読めるようになります。

深夜割増賃金: 22時〜翌5時は時給が25%増える

労働基準法37条により、22:00から翌5:00までの労働には、 通常の賃金の25%以上の割増が必要です。

計算式

深夜割増額 = 基礎時給 × 0.25 × 深夜帯に働いた時間
月給制の場合、基礎時給は「月給 ÷ 月平均所定労働時間」で求めます。

計算例

月給24万円・月平均所定労働時間160時間の人が、 22:00〜翌7:00(休憩1時間)の夜勤に入った場合
基礎時給: 240,000 ÷ 160 = 1,500円
深夜帯の労働: 22:00〜翌5:00 のうち休憩を除いた約6.2時間
深夜割増: 1,500 × 0.25 × 6.2 ≒ 2,300円/回

夜勤手当(固定額)は会社ごとのルール

「夜勤1回につき◯千円」という固定額の手当は、法律の義務ではなく会社の就業規則で決まるものです。 相場は業種により1回2,000〜8,000円程度と幅があります。 深夜割増と夜勤手当は両方もらえるのが一般的です。

残業が重なるとさらに25%(合計50%増)

時間外労働(残業)の割増25%と深夜割増25%は重複して適用されます。 深夜帯の残業は合計50%増です。詳しくは 「深夜割増と残業の重複」 の記事で解説しています。

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よくある質問

夜勤手当(固定額)は法律で義務づけられていますか?
いいえ。1回◯千円といった固定額の夜勤手当は会社の就業規則で決まる任意の手当です。法律で義務づけられているのは深夜割増賃金(22:00〜翌5:00の労働に+25%以上、労働基準法37条)の方で、両方をもらえるのが一般的です。
パート・アルバイトでも深夜割増は付きますか?
付きます。深夜割増は雇用形態に関係なく適用されます。時給1,200円なら22:00〜翌5:00の時間帯は1,500円以上になる計算です。

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※ 本記事および紹介ツールの計算結果は概算であり、実際の給与は勤務先の規定によります。